<Kamoさん(仮名)、20代男性、PDD、通所1年4ヵ月、地方公務員として就職>
2020/04/18
1.
リンクビー通所前
私は、新卒で約三か月間働いていました。しかし、同じミスを何度も繰り返して怒られる、仕事の指示の意味が分からないなど、仕事ではかなり苦戦していました。そこで、インターネットで調べてみたら、発達障害がヒットし、調べたら自分とよく似ていると思いました。そこから、病院で検査をしたら発達障害と診断され、ソーシャルワーカーの人からリンクビー大手町を勧められ、見学を経て通所を決めました。
2.
通所開始時
最初はうまくやっていけるかどうかでした。しかし、周りの利用者や職員の人たちのサポートもあり少しずつですが、溶け込んでいくことが出来ました。
3.
訓練
リンクビーでは様々な訓練がありますが、一番ためになった訓練は自己探究研修でした。理由は、自己探究研修を繰り返していくうちに、自分は何がしたいのか、なんのために働くのかなどの就職する上での軸を理解することが出来たからです。
新卒の時は、全く考える機会がなかったのでこの自己探究研修はとてもためになりました。
それから、タイピング練習です。私は新卒まではあまりタイピングが得意ではなく苦手意識も強かったです、訓練で始めたころは、そんなに早く打つことが出来ませんでしたが、繰り返しやっていくうちに上達するようになり、すごい達成感を感じました。
4.
サポート
訓練以外でも職員の人たちは手厚くサポートしてくれました。例えば、面談の時には、毎回、様々な丁寧なアドバイスをもらいました。そのおかげで私は、様々な面で成長することが出来ました。また、リンクビー以外のことでも悩み事での相談も、聞いてくれたので迷いなく打ち明けることが出来ました。
5.
企業実習~就活
通所から半年ぐらいたったころ、そろそろ企業実習を受けたいと思い、就活に向けて動き始めました、企業実習は2社ほど受け、そこで自分が気付かなかった課題を発見することが出来ました。
そしてその後、本格的に就活に入り書類添削や面接対策を本格的に行い始めました。大変でしたが職員の人たちのサポートもあり無事に内定を得ることが出来ました。
6.
最後に
職員や他の利用者の皆さん、1年4か月の間でしたが本当にお世話になりました。リンクビーがなかったら私は道を踏み外したままだったと思います。このリンクビーでの経験を生かして、新たな職場でもしっかりやっていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
(職員から:まわりに流されず、いつも平常心を保っていたKamoさん。人望が厚く、隠れた人気者でした。これからも自分らしく、人生を楽しんでください!)
<卒業生Kさん、30代女性、PDD・ADHD、通所22ヵ月、IT系グループ会社に就職>
2020/04/11
前職がうまくいかず、怒られてばかりで悩んでいました。両親から就労移行支援事業所をすすめられ、リンクビー大手町を見つけました。発達障害専門の就労移行支援事業所で実際の職場を想定した環境や職業トレーニングに感銘をうけ、利用を決めました。
通所はじめは右も左もわからず、フリーズしてしまうことも多かったですが、利用者さんたち、職員からのアドバイスで「この時はこうすればいいんだ」「積極的に声をかけていいんだ」と自信がついてきました。
そして現在、誰とでも積極的に声をかけたり、何かあれば職員や周囲に報連相などコミュニケーションをとるようになりました。
就活ではリンクビーの就活担当やハローワーク、ゼネラルパートナーズ本社、相談できるところにはどんどん相談しました。工夫したことは、「記録をつけること」。ノートに取ったメモをWordにおこし、リンクビー職員も見られるように、自分でも見やすいように説明会や面接の記録を作りました。
最後に皆さんへのメッセージ。リンクビーは「失敗しても大丈夫」な場所です。失敗しても職員に相談し、改善していけば、失敗が減っていきます。
では皆さん良いリンクビーライフを!
(職員から)
就活でつらいときでも元気のいい挨拶を忘れなかったKさん、自分へのご褒美や趣味を楽しみながら、自分らしい人生を送ってください!!