リンクビーは発達障害のある方のための就労支援サービスです

リンクビーブログ「学ぶ人たち」

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   通所までの道のりとその後の自分

私は、幼少期(3歳頃)に発達障がいと診断されていたにも関わらず、興味本位で去年一般枠の営業で働いていました。しかし、障がい特性の一つである「空気や周りの状況を読むことが出来ない」ことがきっかけで、相手(クライアント)の意思やニーズを汲み取りながら成約を結ぶ事に当時は大苦戦しておりました。これらの問題もあり、ハローワークの方と相談して退職することになりました。

 
 その後、ハローワークの方と再び相談をして、障がい者枠として就職活動を行なう事を決めたものの、その前に「リンクビー秋葉原」の就労移行支援事業所で①障がい者枠での業務経験、②自身の障がいを知り理解する、以上の2つを訓練を通じて養うよう伝えられ、リンクビー秋葉原への通所を決意しました。

 

 通所してからまず始めに3ヶ月間はプログラム参加をメインに行なっていましたが、私自身の社会人経験が非常に浅いということもありPCを使った作業においては「業務スキル」ではなく、「趣味・特技」の領域としてその場を乗り切っていくしか無かったので、正直なところ大変ではありました。

 しかし、何回も異なる業務や研修を体験していくうちに、周囲の方(職員と利用者)とも次第に打ち解けられるようになり、周りと相談を繰り返していった事により一つ一つこなしていけるようになっていきました。

 

   就職活動期間

元々通所を始めてから無遅刻・無欠席・無早退をずっと繰り返して来たので、安定通所に問題はなく3ヶ月経ってから就職活動前準備(書類作成・添削)1ヶ月間行い、終えた後に就職活動を開始しました。ただ、実際は通所を始めてから1ヶ月後に「事業所見学会」において実際に内定をいただいた企業様から実習のお誘いが来ていたので、その企業様の実習に参加した時点で私の就職活動が始まっていたのかもしれないと今では感じております。

 

実際、就職活動を本格的に始めてからは職員の方には結果報告は随時行なってきたものの、面接対策や志望動機固めなどは全て自主的にリンクビー秋葉原のプログラム終了後に自宅に帰ってずっと寝ずに模索していました。そのため、書類選考や一次面接は通過する事があっても最終面接で躓くといった足踏み状態が2ヶ月ほど続いていました。そしてハローワーク経由での実習においても、業務は一つ一つこなせても、人事の方との意見や考え方が合わずに不採用になるケースが続いていました。

 

 そのため、一番始めに行った実習先だけが唯一私の全てを受け入れてくださり「採用したい」という気持ちが企業様側にあったので、私もその気持ちに応えて面接選考を受けた結果、就職活動を始めてから3ヶ月経ち、無事に内定を取ることが出来ました。

 

   利用者に向けてのMessage

私は、リンクビー秋葉原のプログラムを通じて是非とも利用者の皆さんと、これから通所を希望している方に向けて以下の3点を行なって欲しいと考えております。


1.   体調に負けないで欲しいこと

 ご自身の体調と向き合い、できるだけ安定してから就活を始めるとは思いますが、就労移行支援事業所に通所してからは、体調を安定させている時間よりも就活をしている時間の方が一番時間がかかる上に、終わりが見えにくい領域に入ると通所してから感じました。

 そして何よりも、どんなにスキルがあっても、どんなに仕事が出来ても、やはり「体調を安定させる」という事は、就活を行うにあたっての前提条件となってしまいます。だからこそまず始めに体調に負けずに、今を頑張って欲しいと思っています。

 

2.   計画的に動き、できるだけ早めに就活フェーズに入ってほしいこと

前項の「体調に負けないで欲しいこと」でも記述しましたが、就活フェーズに一度入ったら後戻りは出来ない上に、人によっては長期間時間がかかることもあるので、「終わりが見えにくい世界」に突入することになります。

だからこそ、Step1:安定通所期間(3ヶ月)Step2:応募書類作成・添削期間(1ヶ月)Step3:就職活動期間(3ヶ月・5ヶ月 又はそれ以上)という段取りをあらかじめ自分の中で計画して、取り組んで行くことが大事だと思っています。

そうする事によって、例え終わりが見えなくても自身の就職活動期間に対して余裕が出来たりゆとりを持たせたりすることが出来ると思っています。

 

3.   ハローワークや転職エージェント等、複数の手段を、最終的には自分で慎重に選んで欲しいこと

就職活動において、ハローワーク・転職エージェント(atGP)・その他をどちらか片方あるいは全て選択して就職活動を始められる人が多いのではないかと考えております。

就職活動をする上においてはお互い(利用者と相談相手)がお互いの事を理解して協力して行くことによって、よりミスマッチの起こりにくい就職活動を行なうことが出来ると思っています。最終的には、支援機関やエージェントも、自分で決める事。就職活動も自分で決めていく事が、大切なのだと思いました。

 

 

改めて、7ヶ月という短い期間ではありましたが本当に今までお世話になりました。

皆様の就職活動が上手くいくように心からお祈りしています。

 

本当に今までありがとうございました!!