リンクビーは発達障害のある方のための就労支援サービスです

リンクビーブログ「学ぶ人たち」

リンクビーブログ「学ぶ人たち」

リンクビー大阪から、就職者のメッセージを掲載いたします。

 


<通所を決めるまで>

私は数年前に抑うつ・広汎性発達障害(PDD-NOS)・ADHDの診断

を受けました。それまで漠然とした生きづらさは感じていたものの

それを障害だと自覚しないままクローズで働いていました。しかし、

あるとき体調を崩したのをきっかけに障害者枠での就労を視野に入れ、

シゴトライ・リンクビー大阪に通うことにしました。

いくつかの施設から、ここに決めたのは、客観的な視点でスキルや

特性について伝えるプロフィールシートを発行してもらえることと、

確かな就職実績があったからです。

 

<再就職を目指すプログラムの中で障害を自覚>

うつ症状の人のための「シゴトライ」と発達障害専門の「リンクビー」。

どちらに通うか迷いましたが、当時抑うつ症状は寛解していたこと、

今まで無自覚だった発達障害についてもっと深く知りたいという思い

からリンクビーを選びました。

リンクビーでは、職業スキルを高めるとともに自身の得意・不得意を

知る一助となる職業トレーニングを始め、再就職のための多彩なプログ

ラムを受講しました。リンクビーとシゴトライは同じフロアにあり、

普段はパーテーションで区切られていますが、必要に応じてお互いの

研修を受講することもできました。

それらのプログラムをこなし、職員の方と面談を重ねる中で、自身が

只ならぬネガティブ思考の持ち主で自己肯定感が低いこと、発達障害に

特性として脳のワーキングメモリの容量が人より少ないことを、ようやく

自覚できました。

 

<就活フェイズ>

入所から2か月後、就職アドバイザーの方にサポートいただきながら

就職活動を開始し、紆余曲折ありながらも就職活動4ヶ月目に希望して

いたWeb制作職の内定を得ることができました。事務職の求人が大半を

占める現実にあって、担当職員の方から適宜アドバイスをいただけたことは、

とても感謝しています。

 

<通所を振り返って>

 半年間の通所を経て、私は自身の障害と向き合い、未来を生きるための

考え方や行動を身につけることができました。例えば、ストレス源となる

出来事に出遭ったときも、客観的な視点で事実だけを捉え、悩みが深みに

はまる前に気持ちを切り替えられるようになりました。

また、以前は人並みでありたいがために苦手なことも必死で取り組み、

空回りしていましたが、今は素直に、好きなことにかかわって心を満たし、

自己肯定感を高めていきたいと考えるようになりました。

リンクビーでの半年間は、自身の障害に無自覚だった自分が、その障害と

向き合い、受け入れるために必要な時間だったと改めて思います。言葉に

できない生きづらさを感じていた日々の中で、今までとは違う1歩をよう

やく踏み出せた思いです。

障害を抱えたことで、将来が立ちゆかなくなっている方、本当に自分に

合った仕事を探したい方、少しだけ勇気を出して体験通所していただければ

と思います。

こんにちは。

リンクビー秋葉原の藤木です。

 

7/14の沖縄タイムスに発達障害に関する記事が掲載されていたので共有します。

 

一般社団法人発達・精神サポートネットワークの調べでは、

アスペルガー症候群や自閉症などの発達障害のある人で作る当事者会の85%で、

就労する際に支援が必要と考えているそうです。

必要な支援としては、就労支援が85%、当事者会82%、相談支援が74%となっています。

 

就労支援をしていて、就職後に相談ができる場所がとても大切だと感じています。

仕事や職場のことは、会社の人や私に相談できるのですが、

生活のことや友人関係のこと、恋愛のことなどプライベートの相談が出来る場所が少なく、

当事者会などで、障害をオープンにした上で相談ができる場所があるといいと思います。

 

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/112517

私は、平成29年4月ごろから3ヶ月ほどリンクビー秋葉原に通いました。

 

自覚しないストレスにどのように対処するのかが悩みでした。

とにかく、数年おきに体調を崩すので、安定的に休まずに働くことが課題でした。

そのような理由から仕事の経験の蓄積が乏しく、仕事に対して自信を失っていたので、

通所を通して、自信を取り戻す良いきっかけとなりました。

 

通所の前は内向的で、口数は少なく、照れやで恥ずかしがりやの部分もあり、

大勢の人の前で発表することは苦手としていました。

しかし、実際の職業トレーニングを通して発表などの経験を積むことで、

ある程度の心の余裕をもって人前で話すことができるようになりました。

 

リンクビーの様々な活動を通して、単にPCなどのスキルだけでなく、

とにかく人生について深く学びました。

他人と比較することなく、周囲の助けも借りながら、

自分の手で自分の道を切り開いて行くことの大切さを学びました。

 

また、何事も焦る気持ちが先行して、がむしゃらに仕事に取組むことが多かったのですが、

力まずに、自然体で仕事に向き合うことの大切さを学びました。

そして、コーピングなどを通して自己効力感を高めることの必要性を学びました。

 

通所しながら自分の障害特性を見つめ、

これから先どのような職業人生を歩んだらいいのかと

悩む日々もありましたが、親切で専門的で人生経験豊かなスタッフによる

カウンセリングを通して、肩の荷が軽くなったことを記憶しています。

 

また、利用者の皆様と悩みを共有し、グループワークなどを通して

お互いを高めあうことで、充実した時間を過ごすことができ、一生の宝物となりました。

 

最後に、職員の方々には感謝の気持ちで一杯です。

ここで学んだことを消化し、整理している段階なので、

今は語れることは少ないですが、とにかくこの3ヶ月の体験を

今後の職業人生で活かせたらと感じています。

 

本当にお世話になりました。

 

 

(職員から)

Aさんはリンクビー秋葉原では「優しいお父さん」のような存在で、

いつも他の利用者さんの良いところを指摘し、励まし、事業所を陰でまとめてくれました。

リンクビーにいた頃のステキな笑顔を忘れずに!