慶応義塾大学の中島先生主催の「障害者雇用×働き方改革セミナー」へ参加してきました。
2017/05/31
こんにちは
リンクビー秋葉原の藤木です。
昨日、慶応義塾大学の中島先生主催の
「障害者雇用×働き方改革セミナー」へ参加してきました。
会場は慶應義塾大学三田キャンパスで、
定員は100名のセミナーでしたが、席は一杯で関心の高さがうかがえました。
セミナーの内容は基調講演として、
中島先生から「障害者の経済学からみた日本の働き方改革」、
株式会社D&I代表取締役の杉本様から
「企業事例から見る障がい者雇用の新たなチャレンジ」というテーマで演があり、
その後、ソニー株式会社の森様とシラキュース大学訪問研究員の徐様が加わり、
パネルディスカッションとなりました。
中嶋先生の講演の中で、印象的だったのが、
障害者を雇用する上で、障害への配慮のコストを最小化しようとするものでした。
多目的お手洗いに代表されるようなハードウェア型配慮から
働き方を人に合わせるソフトウェア型配慮へ転換することで、
コストを抑え、企業様の負担を減らそうという考え方です。
ソフトウェア型配慮への転換は、コストという企業様の理由だけでなく、
障害のある人も希望するものだと思います。
職場での声掛けや、具体的な業務指示、質問しやすい環境などの配慮を希望する方が多く、
企業様にも障害のある人にもメリットのあることだと思いました。