【講座レポート】第1回発達障害者就労支援セミナー(チャレンジド・アソウ大阪事業所様主催)
2017/01/13
こんにちは、LinkBe大阪の黒木です。
1/6(金)にチャレンジド・アソウ大阪事業所様主催の第1回発達障害者
就労支援セミナーの参加ポートです。
講師は、大阪労働局職業安定部職業対策課 渡邉和江様と広島県発達障害
者支援センターンター長 西村浩二様の2名でした。
①大阪労働局 職業安定部職業対策課
渡邉和江様:「発達障害者の雇用支援施策について」
渡邉様からは、まず障害者雇用促進法やHWの職業紹介の状況等の全般
的な情報について、お話しいただきました。
その後は具体的な支援策として、ジョブコーチやトライアル雇用などを
ご紹介いただきました。
印象に残ったものは、「発達障害者・難治性疾患患者雇用開発助成金」
という制度でした。
これはいわゆる「特開金」の対象に含まれない層(手帳未取得の発達障
害者含む)を雇用した場合に、助成されるものです。
この制度を活用することで、手帳未取得の方でも就職がしやすくなります。
②広島県発達障害者支援センター 西村浩二様:「発達障がいのある人の就労支援と今後の課題」
西村様のお話は、「発達障がい」に関する時代ごとの変化を踏まえて、
今の支援において求められるポイントを分かりやすくご紹介いただくも
のでした。
西村様は就労支援におけるアセスメント(能力や特性に関する評価)が
重要であるとおっしゃっていました。
特に繰り返し強調されていたのが、下記の2点です。
① 発達障がい者のアセスメントにおいては、認知面の特性を考慮する必要がある。
② 自己評価と他者評価のズレを生まない、工夫が大切である。
上記2点は、シゴトライ・LinkBeでも常々課題となっているポイントです。
改めて職員一丸となって、改善に取り組む必要があるように感じました。