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リンクビーブログ「学ぶ人たち」

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こんにちは、LinkBe大阪の黒木です。

 

12/9(金)にエルムおおさか様主催の支援者対象 成人期ライフスキル講座参加

レポートです。

 

講師は、岡田俊先生(名古屋大学医学部附属病院 親と子どもの診療科准教授)臨床

現場でのエピソードや最新の研究成果を交えてお話し下さいました。

 

示唆に富んだ内容で、日々の支援内容や姿勢を見直す貴重な機会とりました。

当ブログでは、主に印象に残った部分を3点ほどピックアップいたします。

 

    発達障がいの方は傷づきやすい!?

レジリエンスという概念があります。日本語でいうと「立ち直る力」という意味が

いと思います。

レジリエンスとは、もともと物理学の用語で、「外力を跳ね返す力」を意味して

した。心理学でも援用されるようになり、現在の用法が定着しつつあります。

 

講座では、レジリエンスを構成する要素のうち、約半分が発達障がいの一般的な特性

によって阻害されるとお話しされました。

レジリエンスが低くなりやすいということは、傷から立ち直りにくいという意味で傷

つきやすい、のだそうです。

 

さらにADHDの方は、期待が叶わなかった時に定型発達の方より大きく落ちむという

趣旨の研究もご紹介いただきました。

 

傷つきやすさは、失敗経験が記憶に残りやすいということに繋がります。

当事業所の支援でも、フィードバックが単なる失敗経験にならないよう工夫する必要

があると感じます。

 

    障がいを「受容」することの難しさについて

先生は、診断を告知することの難しさについてもお話しされていました。

曰く『発達障害の診断を受けることは「想定内」、しかし現実を受け止めるざるを

ないことは「想定外」』とのこと。

 

診断が出た際には「障がいによって、可能性が潰えてしまう、希望が叶わなくなって

しまう」、そのように考えられる方も中にはいらっしゃるはずです。

 

診断を受けて、現実を突きつけられたとき、その重みは如何ほどか。私の想像の範疇

を超えるものだと思います。

 

支援者同士では、「障がい受容」と簡単に言うことがありますが、実際の「障がい

受容は簡単ではない」と肝に銘じる必要があると感じました。

 

    「みかた」になること、が大事。

支援に必要な視点として、「みかた」になるというお話もありました。「みかた」に

2つの意味があります。

 

まず「味方」になること。本人の味方として共感し安全地帯でいること。しかし、た

だの味方でいるだけでは、状況を改善できない場合が多いです。

 

そこで2つめの「見方」になること、が大事になります。

親や周囲の見方=視点を提供することで、ご本人が新たな認識をもつお手伝いをする

ということでした。実際の支援現場でもご本人が想像していない可能性をお伝えする

で、認識が変わられることが多々あります。

 

2つの意味で「みかた」になることで、真に必要な支援が出来る。

そのように感じました。

2021年春 横浜にOPEN予定 見学予約受付中 TEL.050-3645-1000 お問い合わせ・見学予約はこちら 2021年春 横浜にOPEN予定 見学予約受付中 TEL.050-3645-1000 お問い合わせ・見学予約はこちら