「ADHDのある人の特徴と支援」大阪市発達障害者支援センターエルムおおさか様主催講座
2016/11/08
11/6(日)開催の、大阪市発達障害者支援センターエルムおおさか様主催の講座「ADHDのある人の特徴と支援」に参加してまいりました。
講師は、大久保クリニックの院長
大久保先生。
内容は、主に以下の5点でした。
①
発達障がい者への関わり方の基本
② ADHDの診断基準
③ ADHDの日本での歴史
④ ADHDを背景に持つ精神障害(二次障がい)
⑤ 薬物療法と障がい受容について
特に④では、ADHD・二次障がいの程度によって、薬物治療と心理的サポートのバランスに違いが出るとのお話でした。
ADHDの傾向が強い方には有効な薬物治療も、二次障がいが強い方には十分に効果を発揮できないため、心理的サポートを重視する必要があるそうです。
LinkBeでも、障がいの程度に応じた支援のバランスを検討していきます。
また「支援機関でも、身体・知的に合わせたプログラムが多いため、適した支援を受けられない方が多い」という旨のご指摘もありました。
弊社でも、LinkBeを始めるまでは発達障がいの方が特性に気づき・対処方法を試す場を確保できていなかった時期もあり、上記のご指摘がよく理解できます。
体験型のプログラムで、得意・不得意に気付けることの重要性が再認識できました。