厚生労働省様との意見交換会
2016/09/12
先日、厚生労働省様がLinkBe大手町へ来所され、
発達障害のある方の職場体験実習における
実習生の評価表の意見交換を行いました。
意見交換には、高齢・障害・求職者雇用支援機構の研究員の方も同席されました。
研究員の方は障害のある方の入社後の評価表を作成された方で、
入社後と実習時の評価表の違いについての話になりました。
入社後の評価は数ヶ月から1年という単位で評価するものですが、
実習では数日から数週間で評価するという、評価期間の違いがでてきました。
また、その場で話には出ませんでしたが、価者と評価対象者も、
入社後は上司と部下(人事担当者と社員)いう立場なのに対して、
実習時は実習受け入れ担当者と実習生という立場の違いがあると思いました。
同じ実習でも、職場体験の実習のみというケースと、
職場体験の後に採用も検討するケースで違いがあるのではという
意見もありました。
今回は発達障害のある方向けの評価表でしたが、
気分障害の方向けの評価表や、知的障害のある方向け、聴覚障害のある方向けなど、
別の障害も考えられると思いました。
意見交換をしながら、新しい気付きもあり、
勉強が足りないという気持ちもあり、
有益な情報を探しきれていない状態であると感じ、
とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。
厚生労働省様からは、引き続き意見交換をしたいと
お話をいただいていますので、
次回の意見交換会があった際には、ご報告したいと思います。